DTM 2025: シェフラーとマルコ・ヴィットマンがシューベルト・モータースポーツのBMW M4 GT3 Evoで7シーズン目を開始
2025年03月18日 | Bühl / Yokohama
- シェフラーの技術を搭載する「グリーン・マシーン」:シューベルト・モータースポーツのマルコ・ヴィットマンがBMW M4 GT3 Evo でトップへの返り咲きを狙う
- DTMのイノベーションパートナー:シェフラーがレースの更なる発展のためADAC(ドイツ自動車連盟)との協力関係を延長
- イノベーションタクシー:シェフラー、マルクス・ヴィンケルホック、ABTスポーツラインが、Audi R8 LMS GT2で思い出に残るタクシーライド(同乗走行)をレーストラックで提供
2025年4月25日にDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)の新しいシーズンが、ドイツのモーターシュポルト・アリーナ・オッシャースレーベンで開幕します。全8戦の最初を飾る第1戦は、シェフラーのブランドアンバサダーを務めるマルコ・ヴィットマンと所属するレースチーム「シューベルト・モータースポーツ」のホームレースとなります。BMWのカスタマーチームであるシューベルト・モータースポーツの本社は、当サーキットの近傍に位置しています。そして、そこは新しい「グリーン・マシーン」であるBMW M4 GT3 Evoの発祥の地でもあります。このBMW M4 GT3 Evoには、シェフラーが提供する高性能技術が搭載されています。モーションテクノロジーカンパニーであるシェフラーは、クラッチアクチュエーターをはじめ、カムフェザーを備えたバルブトレイン、ガソリン直噴用高圧ポンプトレイン、スロットルバルブ、ベルト駆動用テンショナープーリーなどを提供しています。シェフラーのパワートレイン&シャシー事業部でCEOを務めるマティアス・ツィンクは次のように述べています。「BMW M モータースポーツおよびシューベルト・モータースポーツというパートナーの協力のもと、マルコ・ヴィットマンがハンドルを握るグリーン・マシーンで再びDTMの舞台で競えることを誇りに思います。2024年のシーズンは波乱に満ちていましたが、、私たちは皆、トップに返り咲きたいと考えています。」 さらに、マティアス・ツィンクは次のように続けています。「当社のモータースポーツに関するノウハウと、パワートレインの究極の負荷を想定した技術ソリューションの提供を通じ、シェフラーが無くてはならない存在として、今シーズンの素晴らしい結果に貢献できることを願っています。」
成功の要因は長期パートナーシップ
モータースポーツは、長年にわたりシェフラーのDNAの一部です。DTMは、新たな技術を育む最も重要な開発プラットフォームであり、シェフラーのブランドアンバサダーを務めるマルコ・ヴィットマンの舞台でもあります。シェフラーとヴィットマンがBMW M モータースポーツと組み、今年で7シーズン目を迎えます。35歳のヴィットマンは、昨年シューベルト・モータースポーツでのデビューシーズンを経て、今年はDTMでトップに返り咲くことに意気込みを見せています。マルコ・ヴィットマンは次のように話しています。「昨年のオランダ・ザントフォールトでの優勝は、シェフラー、BMW、シューベルト・モータースポーツが力を結集することで成果を達成できることを証明することができました。この経験を活かし、今年はシーズンを通してシェフラーファンのみなさんに喜んでいただける結果を多く残していきたいと思います。」 ドイツ・フランケン地方出身のヴィットマンは、これまでにDTMタイトルを2度獲得しており、参戦するドライバーの中でも最高の実力と経験を兼ね備えたドライバーの1人です。
シェフラーは、チューニングメーカーのABTスポーツラインとも2014年から長期にわたる提携関係を締結しています。2021年からは、提携範囲をDTMも含めた内容に拡大しています。今年のDTMシーズンでは、ABTスポーツラインはLamborghini Huracán GT3 EVO2での参戦となりますが、シェフラーはそのチームパートナーとして再び名を連ねます。
シェフラーがモータースポーツのイノベーションを実現
公式イノベーションパートナーであるシェフラーは、2025シーズンのDTMでも引き続き重要な役割を担います。当レースシリーズの発展に関するADAC(ドイツ自動車連盟)との協力関係の延長が2024年末に既に決定しています。シェフラーが提供する「イノベーションタクシー」を代表するAudi R8 LMS GT3は、ABTスポーツラインとの協力で作り上げた技術イノベーションを搭載した車両として登場します。レース開催期間中には毎週末にレースタクシーとして走行し、シェフラーの従業員とゲストの皆さまに感動を与えるドライブ・エクスペリエンスを提供します。運転席でハンドルを握るのは、元F1およびDTMドライバーのマルクス・ヴィンケルホック氏です。彼は、自身のノウハウと経験を通じてイノベーションタクシーの開発に貢献しています。
こうした開発技術の中で、Audi R8 LMS GT2と量産車両のいずれにも搭載されている技術の1つが、シェフラーのリアホイール・ステアリングシステムです。このシステムは、車両に都市部での軽快な走りと、車線変更時の安定性、そしてパーキング時の優れた操縦性を実現します。サーキットでは、タイトなヘアピンカーブから脱出加速時に求められる、低速域での車両の俊敏性向上に生かされます。シェフラーのシャシー事業部門責任者のクレメント・フェルツは次のように述べています。「イノベーションタクシーには、シェフラーのリアホイール・ステアリングシステムが見事に統合されており、当社のシャシーシステムが極限の運転条件下においても、安全性、快適性、俊敏性の向上に寄与することを証明することができました。」 さらに、クレメント・フェルツは次のように話します。「リアホイールステアリングは、拡大する当社のシャシー・ポートフォリオの中でも重要な製品の一つです。シャシー技術は、モーションテクノロジーカンパニーでトップを目指すシェフラーにとって、ますます重要となる技術でもあります。」
注)本プレスリリースは現地時間2025年3月18日にドイツ・ビュールで発行されたものの日本語訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。
発行者: Schaeffler Automotive Buehl GmbH & Co. KG / Schaeffler Japan Co., Ltd.
国: 日本
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