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シェフラー、スロバキア・キスツァに開発センターを新設 ― 明日のモビリティを探求するシンクタンク

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シェフラーはスロバキアのキスツァに開発センターを新設しました。同センターと新試験設備の投資額は約2,000万ユーロ。写真 シェフラー (Juraj Sedlák)

2023年06月29日 | Kysuce, Slowakei / Yokohama

  • シェフラーは20ヵ所のR&Dセンターを結ぶグローバルネットワークを駆使し、モビリティの未来に向けたイノベーション力を強化
  • 2,000万ユーロを投じ、最新鋭の設備を備えた開発センターの新設および試験・研究施設の能力増強
  • キスツァでは未来のモビリティ開発要員を2025年までに500人に増員

シェフラーは、先進のモビリティソリューションに関する世界の開発活動を拡大します。その一環として、このたびスロバキアのキスツァに最新鋭の開発センターを新たに開設しました。当センターでは、自動運転などのアプリケーションに対応したシャシーシステムや、電動モビリティ向けコンポーネントなどを開発します。自動車および産業機械分野におけるサプライヤーであるシェフラーは、キスツァの既存試験施設の増強も行い、新たな研究・試験装備や試験ステーションを増設します。今回の開発センター新設および試験施設の増強に伴う投資額は約2,000万ユーロとなっています。「シェフラーの事業の成功に、イノベーション力がかつてないほど重要になっています」とシェフラーAGオートモーティブ・テクノロジー事業部CEOのマティアス・ツィンクは述べています。「未来志向のテクノロジーカンパニーとして、シェフラーはキスツァ、そして世界各地の研究開発活動に重点的に投資を行っています」。

シェフラーのキスツァ拠点には、世界30ヵ国以上から約4,300人の従業員が業務に従事しており、その内の350人以上が開発活動に携わっています。シェフラーは当拠点で未来のモビリティの開発に携わる技術者の数を、2025年までに500人に増員する計画です。この計画を実現するために、シェフラーはキスツァで様々な職種を新設しており、特にハイブリッドモジュールや電動アクスルなど部分電動/完全電動駆動技術の開発に特化したポジションを増設しています。「キスツァはシェフラーにとって最適な地域です。シェフラーの事業と関連性の高い技術的専門知識をもった世界有数の大学や研究機関から様々な恩恵を受けることができるほか、スロバキア屈指の優秀な開発専門家にアクセスできることも魅力です」とシェフラーキスツァ拠点責任者でマネージングディレクターを務めるミラン・ユルキーは述べています。

サッカー場ほどの広大な敷地で未来のモビリティに向けた革新技術を開発
新設された施設の延べ床面積は8,000㎡。その構成は、4階建ての開発センターが4,000㎡、残り4,000㎡が試験ステーションや試験施設で占められます。建設工事は2021年末に着工し、それから1年半の時を経て、第一陣となる従業員のオフィス移転が行われました。建屋全体のデザインおよび装備品は、新しい働き方を意味する「ニューワーク」の概念を意識したものとなっており、超現代的なオフィス装備やコミュニケーションやコラボレーションを促す専用スペース、そして社員間のネットワークづくりやアイデアの共有を促進する空間「グラビティポイント」などが設けられています。「フレキシブルな協働体制やデジタルコラボレーションを求める現代のニーズに応えています」とミラン・ユルキーは説明します。「未来に適したワークスペースを従業員に提供します」。

この新しい開発センターでは、新製品やお客さまのご要望にカスタマイズしたソリューションなど幅広い開発活動が行われます。具体的には、システムやソフトウェアの開発、シミュレーションや試験、ハードウェア設計、機械製品設計などが挙げられます。開発センターの専門家らは、自動車業界の世界各地のお客さまに対し広範なプロジェクトマネージメント活動も行います。隣接する工場では、モータやトランスミッションシステムのほか、多種多様なベアリング、アクチュエータシステム、電動アクスルおよびハイブリッド駆動向けコンポーネント、そしてエレクトロメカニカルアクティブロール制御システムなどのシャシーアクチュエータの組立てを行っています。こうした製品はいずれも、開発と製造を1つの拠点に集約することで得られるメリットを享受して生み出されています。

キスツァ 強固なグローバル開発ネットワークの一翼を担う拠点
キスツァに新設された開発センターは、世界20ヵ所の研究開発拠点とそこで働く8,000人を超える従業員がつなぐ強固なグローバルネットワークの一部です。「シェフラーの開発拠点の半分以上が、世界のお客さまに向けて未来を見据えた電動パワートレインやモビリティソリューション、そして革新的なシャシーソリューションなどの開発に取り組んでいます」と、シェフラーの電動モビリティ事業責任者のヨッヘン・シュレーダー博士は述べています。最新のパワートレインおよびモビリティソリューションを手掛ける開発センターは、ウースター(米国)、トロイ(米国)、プエブラ(メキシコ)、ビュール(ドイツ)、ヘルツォーゲンアウラッハ(ドイツ)、ソンバトヘイ(ハンガリー)、スビタビ(チェコ共和国)、プネ(インド)、ソウル(韓国)、横浜(日本)、太倉(中国)、長沙(中国)に展開しています。「シェフラーの戦略は、地域独自の専門分野と責任を持った拠点で構成されるグローバル開発ネットワークを構築することです。このグローバルな組織は、シェフラーが常にお客さまの近くに存在し、各地域のニーズや要求に即応できる体制にあることも示しています」とシュレーダーは述べています。

マティアス・ツィンクのプレス写真はこちら:
www.schaeffler.com/en/group/executive-board

発行者: Schaeffler AG / Schaeffler Japan Co., Ltd.
国: 日本

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