SAP S/4HANA で、購買活動の利便性、効率性、透明性を向上

SAP S/4HANA 導入予定の工場（イタリアのモーモから開始、続いてドイツのヒルシャイト）は、サプライヤ番号として新しい 7 桁のサプライヤ番号で構成されるビジネスパートナー ID のみを使用します。

新しいソリューションの材料番号は、新しい 10 桁の形式で示されます。その後の SAP S/4HANA の展開と並行して、特定の工場施設や拠点で現在使用する材料すべてを新システムに移行し、新しい材料番号を付けます。詳細は添付ファイルをご確認ください。

New material number concept

SAP S/4HANA の実装に伴い、今後は連絡手段として FAX をご利用いただくことはできません。FAX を使用するすべてのサプライヤへの連絡は、電子メールに切り替えを予定しています。必ず正しい電子メールアドレスをシェフラーまでお知らせください。

SAP S/4HANA の展開は、後続の工場施設で段階的に実施されます。この間、新しい S/4 システムを使用する拠点と、現行の R/3 システムを使用する拠点が存在する、共存フェーズが設けられます。シェフラーの異なる拠点に納入を行うサプライヤ側は、異なる工場施設から異なるデータを受信することになります（2 種類の材料番号の処理など）。ご検討のうえ、必要に応じて準備をお願いいたします。

共存フェーズでは、EDI を使用するサプライヤが最も影響を受けます。お客様が EDI サプライヤである場合は、添付ファイルに入力をお願いいたします。

EDI messages - solution

包装に関する情報は、引き続き包装データシートに記載されていますが、レイアウトに軽微な変更があります。包装材料番号と包装データシートに関する詳細は、添付ファイルをご確認ください。

Packaging material numbers and packaging data sheet

購買発注と分納契約番号には、異なる範囲が適用されます（EDI/SupplyOn 接続への影響はありません）。新しく作成する購買発注（PO）番号は「45」から始まり、分納契約（SA）番号は「55」から始まります。新しい範囲が既存のプロセスフローに影響することはありません。新しい納入合意書が作成されるたびに、その納入合意番号を含む初期書類が一度送付されます。

ドキュメントの送信プロセスは変更ありません。ただし、購買発注行と納入日程行を、ドキュメントマネージャに PDF で保存することができなくなります。購買発注の PDF に記載されているドキュメントへのリンクは無効になります。ただし、購買発注の内容を PDF 形式で表示またダウンロードして詳細を確認したり、印刷したりすることは可能です。これは、現在も利用可能な SupplyOn のサプライチェーンコラボレーション標準機能から行うことができます。

SupplyOn に関するトレーニング資料はこちらからご覧いただけます。

Infoportal | SupplyOn

購買発注 1 件および納品書 1 通ごとに請求書 1 通を送付してください。

多数のシェフラーの拠点に納入を行っているサプライヤの場合：ドキュメント番号の範囲と材料番号が変更します。「共存フェーズ」をご参照ください。

処理を実行するため、請求書に記載する購買発注は 1 件のみとしてください。