検索語

シェフラー キャピタル・マーケット・デイ 2025 – 世界をリードするモーションテクノロジーカンパニーの構築へ

Pressrelease Stage Image

2025年09月16日 | Herzogenaurach / Yokohama

  • ヴィテスコ・テクノロジーズ買収後、初のキャピタル・マーケット・デイを開催
  • シェフラーは「モーションテクノロジーカンパニー」のリーダーを目指す
  • 実行に向けた3つの優先事項:受注案件の遂行、業績改善、ポートフォリオの管理
  • 2028年の中期目標:特別項目前のEBITを倍増、フリーキャッシュフローの大幅改善

本日、シェフラーはドイツ・フランクフルトにて機関投資家およびアナリスト向けにキャピタル・マーケッ・デイを開催します。シェフラーAGのCEOクラウス・ローゼンフェルトをはじめ、4部門のCEO(トーマス・シュターレ、マティアス・ツィンク、イェンス・シュラー、ザシャ・ザップス)、そしてCFOのクリストフ・ハネカンが、企業戦略の最新情報、市場状況の評価、今後の見通しについて発表します。

クラウス・ローゼンフェルトは次のように述べています:
「ヴィテスコ買収後、当社は“モーションテクノロジーカンパニー”という戦略的ビジョンの実現に向けて、非常に良いポジションにあります。統合は順調に進んでおり、製品ポートフォリオの拡充により、各部門で世界トップ3を目指すという当社の目標を支えています。E-モビリティ分野での加速的な成長と、パワートレイン&シャシー分野での確固たる市場地位が、安定した基盤となっています。さらに、ビークル・ライフタイム・ソリューション事業でも大きな進展があり、継続的な市場での優位性がシェア拡大につながっています。ベアリングおよびインダストリアル・ソリューション事業においても、再生可能エネルギーや航空宇宙などの市場で強みを拡大しています。2028年の中期目標では、特別項目前のEBITを倍増し、フリーキャッシュフローを大幅に改善することを掲げています。これらの目標は必ず達成できると確信しています。さらに、2035年までには、ヒューマノイド、防衛、eAviationといった成長分野を含む新規事業から、売上の約10%を創出することを目指しています。」

モーションテクノロジーカンパニーの構築
ヴィテスコとの戦略的統合により、シェフラーグループの製品ポートフォリオは大幅に拡充され、特にパワーエレクトロニクス、ECU(電子制御ユニット)、センサー分野での強化が図られました。この統合を基盤に、4つの部門と8つの製品ファミリーからなる新体制が構築され、シェフラーは「モーションテクノロジーカンパニー」のリーダーを目指します。全4部門で世界トップ3を目指すという戦略的目標のもと、E-モビリティ分野でのグローバルリーダーとしての地位確立、パワートレイン&シャシー分野でのリーダーシップ維持、補修部品および最新修理ソリューション分野での拡大を図ります。さらに、ベアリングおよびリニアソリューション分野での強固な市場地位も拡大していきます。

実行への一貫した集中
シェフラーは中期目標達成に向けて強固な基盤を有しています。今後3年間は以下の3つの優先事項(1) E-モビリティおよびパワートレイン&シャシー部門における大規模な受注案件の遂行と納品、(2) 業績改善プログラムの実行、(3) 現在の事業ポートフォリオの最適化にフォーカスします E-モビリティおよびパワートレイン&シャシー部門の受注残高は740億ユーロに達しており、ヴィテスコとの統合によるシナジーや構造改革、2024年11月に発表された欧州拠点の適正化施策により、年間8億1500万ユーロのコスト削減が見込まれています。事業ポートフォリオの最適化は「成長する権利を獲得する」という原則に基づいて進められます。

Table

E-モビリティ部門:包括的な製品提供により、売上高82.5~90億ユーロ、特別項目前のEBITマージンは損益分岐点を達成予定

パワートレイン&シャシー部門:市場シェア拡大と積極的なポートフォリオ管理により、売上高80~87.5億ユーロ、EBITマージンは10~12%

ビークル・ライフタイム・ソリューション部門:スケールのあるアフターマーケットソリューションにより、売上高37.5~42.5億ユーロ、EBITマージンは13.5~15.5%

ベアリング&インダストリアル・ソリューション部門:重要製品のグローバルポートフォリオを活かし、売上高67.5~72.5億ユーロ、EBITマージンは9~11%

シェフラーAG CFOのクリストフ・ハネカンは次のように述べています:
「当社には戦略的目標を実現するための適切なロードマップがあります。チームの能力を最大限に引き出し、目標達成に向けて着実に進むことを約束します。規律ある業績管理、積極的なポートフォリオ管理、適正な再投資率により、収益性を倍増させ、フリーキャッシュフローを大幅に成長させながら、持続的な成長を実現します。同時に、均等に分散された債務満期構成に支えられ、レバレッジの削減と安定した株主還元を継続していきます。」

サステナビリティとデジタル化
将来に向けた企業体制の構築に向け、シェフラーはサステナビリティ、デジタル化、AIへの投資を強化しています。サステナビリティは事業継続の前提であり、経営陣は5つの重点分野と20の戦略KPIを定義しました。パリ協定およびSBTi認証に整合する形で、統合後の気候目標を現在更新中です。デジタル化とAIは製品・プロセスの変革を推進する原動力であり、統一された企業データモデルにより、グループ全体でAIの活用基盤を構築し、SAP S/4HANAの導入も進められています。さらに、スマート製品の拡充により、先進機能の統合や新たな製品・ソフトウェアサービスの開発が進んでいます。

2035年の戦略的目標
シェフラーは「モーションテクノロジーカンパニー」としての戦略の一環として、2035年までに新規・革新的事業から売上の10%を創出することを目指しています。対象分野には、ヒューマノイド、防衛、eAviationなどの有望分野が含まれます。 クラウス・ローゼンフェルトは次のように述べています:
「当社のモーションテクノロジー分野における技術力を活かし、将来的には新たな成長機会を開拓し、未来志向の事業ポートフォリオを強化していきます。このアプローチは、イノベーションを推進し、未来を積極的に形作るという当社の姿勢を明確に示すものです。」

ウェブキャストと資料
イベントは中央ヨーロッパ時間13:00よりライブ配信され、資料は同時にグループのウェブサイトにて公開されます。ウェブキャストの参加方法およびプレゼンテーション資料は以下のリンクからご確認いただけます。
: Capital Markets Day | Schaeffler Group

将来の見通しに関する記述および予測
本プレスリリースには、将来の見通しに関する記述が含まれています。将来の見通しに関する声明は、その性質上、多くのリスク、不確実性、および仮定を伴い、実際の結果や出来事がこれらの記述で表現または示唆されたものと大きく異なる可能性があります。これらのリスク、不確実性、および仮定は、ここで説明されている計画や出来事の結果および財務的な影響に悪影響を及ぼす可能性があります。新しい情報、将来の出来事、その他の理由により、将来の見通しに関する記述を公に更新または修正する義務を負うものではありません。本プレスリリースの日付時点でのみ有効な将来の見通しに関する記述に過度の信頼を置かないでください。本プレスリリースに含まれる過去の傾向や出来事に関する記述は、そのような傾向や出来事が将来も継続することを示すものではありません。上記の注意事項は、シェフラーまたはその代理人が発行する後続の書面または口頭による将来の見通しに関する記述と関連して考慮されるべきものです。

注)本プレスリリースは現地時間2025年9月16日付でドイツ・ヘルズォーゲンアウラッハにおいて英語で発行されたものの日本語訳です。原文の英文と日本語訳の間で解釈に相違が生じた場合には英文が優先します。

発行者: Schaeffler AG / Schaeffler Japan Co., Ltd.
国: 日本

ダウンロード

パッケージ(プレスリリース + メディア)

ページを共有

シェフラーは、お客様のご利用を最適化するために、クッキーを利用しています。本ウェブサイトを引き続きご利用いただく場合、お客様はクッキーの利用に同意されたことになります。 さらに詳しく

同意