シェフラーが「AMB 2024」に出展(ホールC2、ブース2B31) 工作機械をはじめとする多様な用途に活用される回転軸用軸受
2024年09月09日 | Schweinfurt / Yokohama
- 工作機械のオートメーション化用として開発されたころ軸受とコンポーネント
- スパーギヤを回転軸用軸受と一体化することで設置の省スペース化とコスト削減を実現
- YRTSシリーズのスラスト/ラジアル軸受に新サイズ登場
シェフラーの高精度・高剛性のころ軸受支持部は、機械加工用途に最適で、工作機械の主軸や副軸のほか、ツールチェンジャーやパレットチェンジャーなどの周辺装置に広く用いられています。工作機械における高度なオートメーション化によって新しい市場セグメントが誕生し、こうした用途要件を満たす軸受の開発が進みました。
工作機械のオートメーション化に対応するころ軸受の新シリーズ
ころ軸受の新シリーズ最初の製品は、合成荷重に対応できるYRTAシリーズのスラストころ軸受/ラジアル針状ころ軸受です。「YRTA」の「A」は、新シリーズの主要用途である「Automation(オートメーション化)」を示しています。新しいころ軸受は、 既存のRTC軸受と外形寸法が同じに設計されており、サイズは150から460までの展開となっています。軸受輪や転走面での機械加工プロセスを改良し、さらにラジアル軸受支持部の針状ころ軸受保持器を新しくすることで、内部構造の大幅な最適化を実現しました。
ギヤと回転軸用軸受を一体化
YRTAG回転軸用軸受は、新しい特徴として、ころ軸受とお客様のギヤボックスのスパーギヤを一体化させています。そのため、スラスト軸受の軸受輪には、お客様仕様のギヤが取付けられます。こうした機能統合によって、別ギヤのアライメント作業が不要になるほか、設置スペースとコストを大幅に削減できます。低慣性モーメントにより高い加速性を実現しており、必要に応じて小型サイズの駆動モーターを用いることも可能です。
ギヤ一体化と角度測定システムを備えた新サイズ展開と製品バリエーション
YRTCシリーズ(対象サイズ150~580)向けにもスパーギヤ一体型のオプションが登場しました(YRTCG)。これらのシリーズにもインクリメンタル形/アブソリュート形の誘導式AMOSIN®角度測定システムを組み込むことが可能です(YRTCMA/MI およびYRTCGMA)。さらに、シェフラーは、最大で直径2000 mmのテーブルトップを有する大型ロータリーテーブル向けに、YRTSシリーズ軸受の製品ラインナップを拡大しており、今回新たに大型サイズ580と650を追加しました。これらの新サイズにも AMOSIN®アブソリュート角度測定システムを組み込むことが可能です。
発行者: Schaeffler Technologies AG & Co. KG, Schweinfurt / Schaeffler Japan Co., Ltd.
国: 日本
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