シェフラー、充電インフラを全世界に拡大

2024年08月09日 | Herzogenaurach / Yokohama

• シェフラーが電動モビリティ向け充電インフラ拡充に投資
• 2030年までに、欧州の3,000カ所を含む5,000カ所の充電ポイントを新たに設置
• 持続可能性プログラムの一環として、全世界で充電インフラを拡大
• ヘルツォーゲンアウラッハとシュヴァインフルトでパイロット・プロジェクトを開始

モーション・テクノロジー・カンパニーのシェフラーは、各拠点における充電インフラの拡充を推進し続けています。2030年までに、世界中で5,000カ所以上の電気自動車用充電ポイントが新設される予定です。この中には、ヨーロッパだけでも3,000カ所の充電ポイントが含まれます。この施策はシェフラーの持続可能性プログラムの一環で、ヘルツォーゲンアウラッハとシュヴァインフルトではこの技術と運営モデルのパイロット・プロジェクトが実施されています。試験段階が成功裏に終了した後、このプロジェクトはシェフラーグループの他のすべての地域で順次展開される予定です。

「シェフラーは持続可能な社会の実現を目指し、電動モビリティに取り組んでいます」と、シェフラーAGの最高執行責任者（COO）であるアンドレアス・シックは述べています。「私たちは、CO₂排出量を継続的に削減するという、より高いレベルの目標を追求しています。これには、個人モビリティのカーボンフットプリントも含まれます。このプロジェクトを通じて、持続可能な企業としてのシェフラーの価値を高め、従業員が環境に配慮して行動するモチベーションをさらに高めていきます」 。

ヘルツォーゲンアウラッハとシュヴァインフルトにおけるパイロット・プロジェクト

ヘルツォーゲンアウラッハの駐車場再開発の一環として、40カ所の充電ポイントが設置されました。これらの充電ポイントは、まずは従業員が無料で利用できるようになっています。これら充電ステーションは、シェフラーの全拠点で使用されている標準モデルです。ステーション当たりの充電容量は最大22キロワットで、将来的には外部パートナーが運営・保守を行う予定です。ヘルツォーゲンアウラッハの拡張計画では、2025年に従業員、社用車、訪問者向けにさらに245カ所の充電ポイントを設置することになっています。シュヴァインフルトでは、まず電気インフラを拡張し、さらに122カ所の充電ポイントを設置する予定です。初期稼動は2025年を予定しています。