卓越した協働関係 ー シェフラー、優れたサプライヤーを表彰

2024年06月20日 | Herzogenaurach / Yokohama

• 優れたサプライヤー23社に「シェフラーサプライヤーアワード」を授与
• サプライヤーとの緊密なネットワークは長期的な事業成功の基礎
• 「サプライヤー・デイ」の中心テーマはバリューチェーンのデジタル化

世界的なモーション・テクノロジー・カンパニーであるシェフラーは、ドイツのヘルツォーゲンアウラッハで開催した今年の「サプライヤー・デイ」でシェフラーのサプライヤー23社に対し、その優れた功績をたたえてシェフラーサプライヤーアワードを授与しました。450名の参加者を前に、シェフラーAGの同族株主であり監査役会代表を務めるゲオルク・F.W.シェフラーとシェフラーAG最高経営責任者（CEO）のクラウス・ローゼンフェルドは、「イノベーション」、「サステナビリティ」、「バリュー」、「品質」、「サプライチェーン」の5部門で賞を授与しました。

シェフラーAGの最高執行責任者（COO）であり、生産、サプライチェーンマネジメントおよび購買を統括するアンドレアス・シックは、次のように述べています。
「シェフラーは以前から、サプライヤーとのパートナー精神で緊密なネットワークを構築する取り組みに注力しています。特に、現在地球規模で起きている課題を考慮すると、こうした協働関係は長期的な事業成功の基礎となります」

2024年のシェフラーサプライヤー・デイでは、特にサプライチェーンのデジタル化が重要な戦略的テーマとして設定されました。アンドレアス・シックは、次のように述べています。「人工知能などの破壊的テクノロジーは、グローバルバリューチェーンに変革をもたらすでしょう。こうしたテクノロジーを活用することで、シェフラーは、サステナブルで効率的なデジタルプロセスを構築し、それにより共に成長し、変化を生み出していくことができます。これは「シェフラーサプライヤー・デイ」が掲げるモットー『Together we make the difference（共に変化を生み出す）』と一致するものです」

「イノベーション」部門では、デジタル化の機会を重視する傾向が明確となりました。「イノベーション」部門ではシェフラーは特に、生産機械における生成AI支援アシスタントの統合を高く評価しました。「サステナビリティ」部門では、グリーン電力の利用やリサイクル率の向上、原材料の効率的な利用などにより気候中立という企業目標の達成を一貫して追求したサプライヤーを表彰しています。「サプライチェーン」部門では、高い納期遵守率のほか、特に回復力のあるサプライ チェーンで感銘を与えたサプライヤー数社にシェフラーサプライヤーアワードが授与されました。「品質」部門では、卓越した製品および製造能力の分野で優れた功績をあげたサプライヤーを表彰しました。「バリュー」部門では、モーション・テクノロジー・カンパニーの競争力にとって世界的に重要な強力なサプライヤー関係を表彰しています。

2024年シェフラーサプライヤーアワードの受賞企業23社

「イノベーション」部門

• GKN（英国）
• Dematic（ドイツ）
• Sinoma Advanced Nitride Ceramics（中国）
• Siemens（ドイツ）

「サステナビリティ」部門

• ANTON HÄRING（ドイツ）
• STI Gustav Stabernack（ドイツ）
• Harsha Engineers International（インド）
• Zeller+Gmelin（ドイツ）

「サプライチェーン」部門

• 株式会社芝浦電子（日本）
• ITCL（ドイツ）
• Luoyang Luoling Bearing（中国）
• A. P. Møller-Mærsk（デンマーク）

「品質」部門

• 共同受賞 S&S（韓国）、Erkert（ドイツ）、POSCO（米国）
• SNH（中国）
• Quzhou JW Machinery（中国）
• Iscar（イスラエル）

「バリュー」部門

• Melecs（オーストリア）
• QI Automotive（中国）
• Ravi Technoforge（インド）
• Hofmann（ドイツ）

「特別賞」部門

• KLS Ljubno（スロベニア）