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自動化とデジタル化:シェフラーがツールテクノロジーセンターを新設

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ツールテクノロジーセンターの開所式:(左から)シェフラーホーホシュタット拠点のキャンパスマネージャーのハンス・ユルゲン・リッター氏、ホーホシュタット第一市長のゲーラルト・ブレーム氏、シェフラーAGのツールテクノロジー部門責任者ヴィルフリート・シュヴェンク氏、バイエルン州内務・スポーツ・統合省のヨアヒム・ヘルマン大臣、シェフラーAGの最高経営責任者(CEO)クラウス・ローゼンフェルド氏、 シェフラーAGの同族株主兼監査役会代表ゲオルク・F. W.シェフラー氏、およびシェフラーAGの最高執行責任者(COO)アンドレアス・シック氏により自動機械加工ラインの運転が開始されました。

2022年05月03日 | Yokohama

  • ドイツで数千万ユーロ規模の投資を行い工具に関するノウハウを強化し、革新的製品の製造を実現
  • ドイツ・ホーホシュタットに新設するツールテクノロジーセンターは、
    シェフラーのグローバル拠点向けの精密工具を生産
  • “Bits meet metal” (ビットとメタルの融合): 製造の自動化とデジタル化により、工具製造の競争力を大幅に強化

自動車および産業機械分野で世界的なサプライヤーであるシェフラーは、最先端のツールテクノロジーセンターをドイツのホーホシュタット・アン・デア・アイシュの自社施設内に新設しました。総床面積8,000 m²のツールテクノロジーセンターは、シェフラーがグローバルに展開する生産拠点向けに精密工具を製造します。特に、今後戦略的に重要となる e-モビリティやロボット分野をターゲットとするほか、メカトロニクス分野のシャーシ向けの生産も行います。シェフラーAGの同族株主兼監査役会代表を務めるゲオルク・F.W.シェフラーは次のように述べています。「シェフラーの持つ優れた工具製造能力は今、ツールテクノロジーセンターの新設により、技術的にも構造的にも新しい局面を迎えています。このことは、急速な技術変化の時代において、非常に重要な意味があります」。 ツールテクノロジーセンターの投資総額は数千万ユーロにのぼります。シェフラーAGの最高経営責任者(CEO)であるクラウス・ローゼンフェルドは次のように説明しています。「卓越した製造能力と革新的な工具技術は、シェフラーのDNAの不可欠な要素であり、オートモーティブテクノロジー部門と産業機械部門の事業発展において75年以上にわたり重要な役割を果たしてきました」。さらに、「新しいツールテクノロジーセンターは、シェフラーの工具製造ノウハウを一か所に集約することで、事業分野を超えた当社独自の強みとして、未来のテクノロジーを推進する原動力となることが期待されています。また、シェフラーのテーマである ‘We pioneer motion’ とも合致しています 。」と述べています。2021年9月以降、 ドイツ・ホーホシュタットの既存施設に、約100台の製造機械を集結させました。パンチやダイなどを製作し、さらにそららをアセンブリとして組み合わせることで、圧延鋼板の打ち抜き成形加工に使用します。

工具技術のノウハウ強化
ドイツ・ホーホシュタットに新設されるツールテクノロジーセンターは、 7,000 m²の広大な製造スペースと1,000 m²超のオフィススペースから構成されており、シェフラーの持つ工具技術のノウハウ強化に大きく貢献します。シェフラーAGの最高執行責任者(COO)であるアンドレアス・シック氏は次のようにコメントしています。「シェフラーが有するノウハウをホーホシュタットに結集することで、開発、生産、工具製造を1か所に集約させ、その結果として、将来的な顧客要求事項に対応するための最適な体制を構築します」。 さらに、「自動化とデジタル化は、常に高い設備稼働率が可能となることを意味します。その結果として、技術大国として知られるドイツにおいて高効率で 高収益の工具製造事業を実現します。」と述べています。ツールテクノロジーセンターでは、高精密工具の開発と製造が行われ、それにより最高品質製品の量産が可能となります。アルミダイカスト、 プラスチック射出成形、ダイカットスタッキングなどの各種技術は、特に、スチールに加えて、その他材料の加工ニーズが高い e-モビリティ分野における事業の成功に不可欠となっています。

グローバルツールテクノロジー部門責任者であるヴィルフリート・シュヴェンク氏は次のように述べています。「ホーホシュタットのツールテクノロジーセンターは、全自動ロボットライン3本と加工機械50台がデジタル接続されており、これが同センターの技術的な特徴の一つとなっています」。さらに、「加工機械の中には、最大プレス力630トンを有する最先端のサーボ駆動式プレス機が含まれています。このプレス機を用いて、設置スペースやその他の技術特性など、各顧客のプレス機に対する全要件のマッピングを行います。」と述べています。また、ツールテクノロジーセンターは、デジタルソリューションも活用しています。将来的には、モデルベース定義(MBD)が鍵となります。MBDは、すべての生産およびプロセス関連情報を直接3D CADモデルに記述する手法です。これにより、デジタルプロセス用の全データを単一ソースから入手することが可能となり、開発時間の大幅短縮につながります。

発行者: Schaeffler Japan Co., Ltd.
国: 日本

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