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シェフラー、サンダーソフトと中央車載 コンピューティングプラットフォーム開発に向けた 戦略的パートナーシップを締結

(From left) Gerd Winkler, Head of Strategy Software Defined Vehicles, Business Unit Vehicle & Battery Controls, Schaeffler AG, and Xu Dongchao, Vice President of Thunder-Soft Intelligent Automotive, sealed the strategic partnership (Bild: ThunderSoft)
(左から)Schaeffler AG ビークル &バッテリーコントロール事業部 ソフトウェア定義車ストラテジー担当責任者 Gerd Winkler と、サンダーソフトのインテリジェントオートモーティブ担当バイスプレジデント Xu Dongchao 氏。北京モーターショーにて戦略的パートナーシップを締結。 写真:ThunderSoft

2026年06月10日 | Herzogenaurach / Yokohama

  • 将来の車両アーキテクチャーを見据えた中央集約型マルチドメインコンピューティングプラットフォームの共同開発を推進
  • シェフラーのソフトウェア、システム、ハードウェアの専門性と、サンダーソフトのソフトウェアおよびプラットフォーム技術を融合
  • 中央集約型 E/E(電子/電気)アーキテクチャー分野におけるシェフラーの技術力と市場ポジション強化に向けた重要なステップ

シェフラーは、中国のソフトウェア企業であるサンダーソフトと、将来の車両アーキテクチャーに向けた中央車載コンピューティングプラットフォームの共同開発および市場展開に関する戦略的パートナーシップを締結しました。今回の提携は、ソフトウェアおよび AI を中心とした車両開発へと移行する自動車メーカーの取り組みを支援することを目的としています。両社は、開発工数とシステムの複雑性を低減し、中央集約型のソフトウェアおよびデータアーキテクチャーへの移行を支える、拡張性に優れたモジュール型ソリューションの構築に注力していきます。

「中央車載コンピューターは、ソフトウェア定義型車両(SDV)における中核技術へと進化しています。」と、Schaeffler AG E-モビリティ事業部責任者のThomas Stierle は述べています。さらに次のように続けます。「当社は、自動車向けハードウェアおよびシステムに関する深い知見に加え、ソフトウェア領域での豊富な経験を有しています。これにサンダーソフトのソフトウェアおよびプラットフォーム技術を融合することで、安全性が求められる走行機能から先進運転支援システム、インフォテインメントまでを共通のハードウェア基盤上に統合できる拡張性に優れたコンピューティングソリューションを創出していきます。」

分散 ECU から中央車載コンピューターへ

自動車業界が従来の分散型 ECU(電子制御ユニット)アーキテクチャーから中央車載コンピューターへと移行する中で、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)プラットフォームの重要性は一段と高まっています。これにより、パワートレイン、エネルギー供給、走行機能、インフォテインメントといった複数の車両ドメインを中央のプロセッシングユニットに統合することが可能になります。こうした統合は、柔軟な拡張性とデータ中心の E/E アーキテクチャーを構築するための基盤となります。

相互に補完し合うハードウェアとソフトウェアのノウハウ

シェフラーは、複雑な自動車用電子システムの開発から量産化、さらには大規模生産に至るまで、長年にわたり培ってきた豊富な経験を有しています。これには、高い安全性が求められる走行機能をはじめ、パワートレインシステム、シャシーソリューション、バッテリーおよびエネルギーマネージメントが含まれます。

サンダーソフトは、中央車載ソフトウェアプラットフォーム、オペレーティングシステム、そしてインフォテインメントや運転支援システム向けのハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)アーキテクチャーに関するノウハウを通じて、シェフラーの強みを補完します。さらに、サンダーソフトは、幅広く確立された技術エコシステムを活用できる環境も提供します。

両社が緊密に連携することで、これまで複数の制御ユニットに分散していた機能を中央車載コンピューターへ集約することが可能になります。これにより、システムの複雑性が低減され、開発期間が短縮されるとともに、車種や市場の違いに応じて柔軟かつコスト効率の高い拡張が可能になります。

「中央集約型コンピューティングプラットフォームは、インテリジェントビークルの中核技術になりつつあります。」と、サンダーソフトのインテリジェントオートモーティブ担当バイスプレジデント Xu Dongchao 氏は述べています。さらに同氏は、「シェフラーとの協業を通じて、ソフトウェア定義型車両(SDV)におけるイノベーションを加速し、グローバルに展開可能な柔軟で高性能なプラットフォームを提供していきます。」と語っています。

重点地域と今後の展望

本協業の一環として、両社は、運転支援、インフォテインメント、走行系ドメインの機能を柔軟な共通ハードウェア基盤上で実装する車載コンピュータープラットフォーム向けの完全統合ソリューションを開発する計画です。初期の重点地域はアジア太平洋地域および欧州となります。長期的には、中国および北米へと協業範囲を拡大していく予定です。また、コネクテッドカーに関する各地域の規制要件についても、開発の初期段階から考慮していきます。

このパートナーシップを通じて、シェフラーは中央集約型E/E アーキテクチャーにおけるシステムパートナーとしての地位をさらに強化し、ソフトウェア定義型モビリティへの変革を主体的にリードしていくという姿勢を明確に示しています。

注)本プレスリリースは現地時間2026年5月11日付でドイツ・ヘルツォーゲンアウラッハにおいて英語で発行されたものの日本語訳です。原文の英文と日本語訳の間で解釈に相違が生じた場合には英文が優先します。

発行者: Schaeffler Japan Co., Ltd.
国: 日本

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