製品・サービスのポートフォリオ見直しによる部署名の変更について 「インダストリー4.0」ビジネスユニットの部署名を 「シェフラーライフタイムソリューションズ」に変更

2022年05月12日 | Schweinfurt / Yokohama

• お客さまの視点に立った製品・サービスのポートフォリオ見直しにより新名称を決定
• 継続的なデジタル状態監視システムと予知保全が、システムおよび機械の長寿命化を実現
• 名称変更を契機に、シェフラーは円滑で持続可能性の高い生産の実現を求めるお客様の新しいニーズに対応する体制を強化

ビジネスユニット「インダストリー4.0」は「シェフラーライフタイムソリューションズ」に名称変更いたしました。当ビジネスユニットでは、発足当初は主に単体製品ソリューションが中心でしたが、ここ数年で総合的なサービスを提供する体制へと徐々に変化してきました。そこで製品およびサービスポートフォリオの見直しを行い、実体をより正確に表す部署名に変更することにいたしました。新名称「ライフタイムソリューションズ」と当部署が掲げるスローガン「Keep your machines rolling」 （お客さまの機械を動かし続ける）が象徴するのは、保守管理や工場管理を担当されるお客さまが設備機械の寿命を通して絶えず抱えるニーズや要望に応えたいという、当社の熱い思いです。

シェフラーAG産業機械担当最高経営責任者（CEO）のステファン・スピンドラー博士は次のように述べています。「課題が増加しているということは、それだけチャンスも増えているということです。生産性と持続可能性の向上を果たしながら高効率化も達成するというのは、課題であり好機でもあります」。さらに、「これを実現するには、システム全体を包括的にとらえるコンセプトが必要です。そしてまさにこれこそが、シェフラーライフタイムソリューションズが目指していることなのです。私たちにとって、最優先されるべきはお客さまです。お客さまをあらゆる面でサポートいたします。私たちの目標は明確です。当社が提供する製品とサービスにより、お客さまのスムーズな生産計画の運用を実現するとともに、お客様の設備機械に不測の故障等が発生することなく高信頼度で運転できる安心をお届けすることです。」と話しています。

シェフラーライフタイムソリューションズの責任者を務めるラウリ・ハンティカイネン氏は次のように述べています。「新しい部署名が、私たちが目指す方向性を示しています」。 また、「当社が提示するのは、次のような価値提案です：想定外のダウンタイムを低減し、軸受や機械の長寿命化を図り、持続可能性を高め、機械の信頼性を向上させる。その結果、工場で作業する方々のストレスは軽減され、生産計画通りに作業が行われる日々が現実のものとなるのです。お客さまのパートナーとして、お客さまと同じ目線で問題に向き合い、生産のあらゆる面を支援させていただきます。お客さまに寄り添った、オーダーメイドのソリューションを提供します。」と述べています。

コンポーネントソリューションとデジタルソリューションの専門知識を融合したシェフラーライフタイムソリューションズ
製品およびサービスのポートフォリオは、予知・予防保守のコンセプトを中心に構成されています。これには、シェフラーが長年に渡り積み重ねてきた軸受のレイアウト、潤滑、監視、組立などに関する経験が余すところなく活かされています。

「サステナビリティ」は、生産においてますます重要視されるキーワードになっており、シェフラーライフタイムソリューションズの今後の発展・拡大を支える礎の1つです。そこで当社が注力するのが「効率的な予防保全」です。これにより、工場における想定外のダウンタイムを防止し、ひいては資源の有効活用とCO2排出量削減に貢献します。