ディスコネクトユニット一体型ディファレンシャル
ディファレンシャル内にディスコネクトユニット(DCU)を統合することで、電動4WDシステムの効率を向上させます。セカンダリーEアクスルが不要な状況では、ドライブラインから切り離され、アイドル状態のEアクスルによる電気的・機械的損失を低減します。DCUは、ハイブリッドアーキテクチャーや電動4WDシステムなど、Eアクスルがセカンダリー駆動として機能する構成において特に有効です。滑らかな断接により、トラクション性能を損なうことなくエネルギー効率を高めます。
ハイライト
- ディファレンシャルに断接機構を統合することで、性能・効率を大幅に向上
- 平均消費電力:<2W(BLDCモーター採用の「ノーマリーステイ」システムにより、通電なしでクラッチ締結を維持)
- モジュール設計の採用
利点
- 最大 7% の省エネ化により、バッテリーの小型化に貢献
- ディファレンシャル一体型 DCU の採用で、トランスミッションのギアセット変更が不要
- ボールランプ機構の採用により、シフト性能およびロック機能が向上
- 係合ギアの歯先干渉を防ぐスプリングスピンドル機構
- スマート(制御機能付き)/ノンスマート(制御機能なし)が選択可能な汎用性の高い電気機械式アクチュエーター
- 断接時にベベルギヤの回転を停止し、引きずり損失の低減とNVH性の改善に貢献
特徴
定格トルク容量(DCU)
3,800 Nm(拡張可能)
ピークトルク容量(DCU)
6,200 Nm(拡張可能)
係合時間
80~150 ms(回転速差度による)
高トルク条件下で切り離しに対応
回転速度差(DCU)
5~30 rpm
寿命作動回数(平均)
70万~120万回