シェフラー、「EMOハノーバー2025」に出展(ホール6、ブースI46) ハイブリッド軸受:ショートストローク用途向けソリューション
2025年09月10日 | Schweinfurt / Yokohama
- セラミック転動体を採用したシェフラーのスクリュードライブ用軸受は、ショートストローク用途において高い運転信頼性を実現
- ショートストロークによる揺動や振動環境下でのスクリュードライブ用軸受の損傷防止ソリューション
- 戦略的な解決策:セラミック転動体への完全移行
モーションテクノロジーカンパニーであるシェフラーは、セラミックボールを転動体として採用した転がり軸受「ハイブリッドスクリュードライブ用軸受」のラインナップを拡充します。ZKLNシリーズおよびZKLFシリーズ(フランジ固定)に加え、3列構造の「DKLFAデザイン」が新たに加わりました。ハイブリッドバージョン(DKLFA-HC)は、特にショートストロークで揺動したり、機械停止時に振動が発生したりする環境下において、高い運転信頼性を発揮します。
金型製造や医療技術などの特定の分野では、ショートストロークによる揺動に起因し、スクリュードライブのスラスト軸受に初期損傷が発生する可能性があります。通常、この損傷が発生すると、スクリュースピンドルからの騒音が増加します。この損傷パターンは、フォールスブリネリングとして知られており、軸受が小振幅の揺動運動や角度変化に繰り返しさらされることで発生します。
ハイブリッド軸受への完全移行:戦略的な解決策
ブリネル圧痕の発生は予測が難しく、わずか数時間の運転で発生することもあります。機械メーカーにとっては、多額の修理費用のほか、信用低下につながる恐れもあります。影響を受ける可能性の高い機械については、標準的な解決策としてハイブリッドスクリュードライブ用軸受への完全移行が推奨されます。
ハイブリッド軸受は、ショートストロークで揺動したり、機械停止時に振動が発生したりする環境下においても、高い運転信頼性を確保できます。ハイブリッド軸受を採用することにより、フォールスブリネリングを原因とするダウンタイムや高コストな保守作業の発生を大幅に低減することができます。さらに、軸受の動的負荷容量や理論寿命が全く変化しない点も重要です。
注)本プレスリリースは現地時間2025年9月10日付でドイツ・シュバインフルトにおいて英語で発行されたものの日本語訳です。原文の英文と日本語訳の間で解釈に相違が生じた場合には英文が優先します。
発行者: Schaeffler Technologies AG & Co. KG, Schweinfurt / Schaeffler Japan Co., Ltd.
国: 日本
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