ラジアルインサート玉軸受

ラジアルインサート玉軸受は、単列の既製ユニットで、ソリッド型外輪、片側または両側に拡張した内輪、プラスチック製またはシートメタル製ケージ、シール(P、R、L、Tタイプのいずれか)で構成されます。内輪が両側に拡張した軸受は、内輪の傾きが抑えられるので、さらに滑らかに稼働します。
外輪の外側は、球型のタイプと円筒型のタイプがあります。構造に適したINAのハウジングと組み合わせることで、外側が球型の軸受は、シャフトの調整不良を補正することができます(「調整不良の補正」を参照)。
この軸受は、偏心ロックリング、内輪用グラブねじ、アダプタスリーブ、ドライブスロットまたはドライブフィットによってシャフトに位置決めします。ラジアルインサート玉軸受は、特にはめ合いが容易で、h6~h9等級のシェル型シャフトに適しており、潤滑が可能です(ごく少数の例外があります)。
偏心ロックリングまたは内輪用グラブねじが付いたタイプでは、内径の寸法がインチ仕様のものがあります。
X-life
X-lifeグレードの各種サイズの製品をご用意しています。詳細は、寸法表をご覧ください。