シェフラーAGが最高人事責任者（CHRO）にアストリッド・フォンテーヌ博士を任命

2023年11月20日 | Herzogenaurach / Yokohama

• 自動車業界で豊富な経験をもつアストリッド・フォンテーヌ博士の前職はフォルクスワーゲングループ
• ヴィテスコのシェフラーグループへの統合プロセスで重要な役割が期待される人事部門のトップとして就任
• ゲオルク・F．W．シェフラーは、2期務めたコリンナ・シッテンヘルムに謝意を表明

シェフラーAG監査役会は、最高人事責任者（CHRO）としてアストリッド・フォンテーヌ博士を任命しました。フォンテーヌ博士には有名な大手自動車メーカーの人事部門での長年にわたる幅広い国際経験があり、2024年1月1日からシェフラーAG取締役会の正式な一員となります。

アストリッド・フォンテーヌ博士は、フォルクスワーゲングループからシェフラーに移籍します。前職では2021年9月からフォルクスワーゲン・コマーシャル・ビークル（VWCV）の取締役会において「ピープル＆トランスフォーメーション」の責任者を務めていました。それ以前は、2018年1月から2021年8月まで、同じく取締役として英国のベントレー・モーターズで「ピープル＆デジタライゼーション＆IT」のトップを務めていました。1994年から2017年までは、ポルシェカーズ・ノースアメリカ（PCNA）、ドイツおよび米国のダイムラー・クライスラーやメルセデスベンツAGなどで、人事に携わってきました。

フォンテーヌ博士はドイツと米国両方の国籍をもっており、フォルクスワーゲングループ内の複数の監査役会の権限を有しています。フォンテーヌ博士は経営学と機械工学の学位を取得しており、米国で博士課程修了後に「情報システム」の分野で博士号を授与されています。また、2022年よりドイツ連邦経済省の「自動車産業の変革（Transformation of the Automotive Industry）」の専門家グループの一員でもあります。

シェフラーAGの同族株主であり監査役会代表も務めるゲオルク・F．W．シェフラーは次のように述べています。「ドイツ業界紙『Automobilwoche』において「自動車業界で最も影響力のある女性」であるとして評され、確かな実力を有する人事専門家であるアストリッド・フォンテーヌ博士を当社に迎え入れることができ大変光栄です。フォンテーヌ博士は、複数の国際的な大手自動車グループを通じて培ってきた豊富な経験とノウハウをもっており、今後予想されるヴィテスコ・テクノロジーズ・グループAGのシェフラーへの統合プロセスにおいて特に重要な役割も担うことが期待されます。一方、前任者のコリンナ・シッテンヘルムには、過去8年間の献身的な尽力に心から感謝いたします。コリンナ・シッテンヘルムは、シェフラーで人事の各機能を整備するという素晴らしい働きをしてくれました。後任のフォンテーヌ博士は、こうしたしっかりとした土台の上に、非常に優秀なチームの助けを得て、築き上げていくことができるでしょう」

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