シェフラー「2021 オートモーティブ・ニュース PACE アワード E-モビリティ部門」を受賞

2021年10月01日 | Yokohama

• オートモーティブ・ニュース誌、シェフラーのP2ハイブリッドモジュールにおける顧客であるフォードとのイノベーションパートナーシップを表彰
• 本アワード受賞はシェフラーのE-モビリティ戦略と革新的なパイオニア精神を反映
• 2021年上半期のEモビリティ分野の受注額はすでに21億ユーロへ、2022年以降年間20～30億ユーロを計画に

シェフラーは、後輪駆動トランスミッションに使用されているP2ハイブリッドモジュールを対象に、今年オンラインで開催された「2021 オートモーティブ・ニュース PACE アワード」の授賞式で表彰されました。PACE賞は、画期的なイノベーション、技術的進歩、企業業績などを評価し、自動車サプライヤーを表彰するものです。

また、フォード・モーター社との共同開発が評価され、「イノベーション・パートナーシップ アワード」を受賞しました。この賞は、自動車メーカーがサプライヤーと協力して技術革新を推進した場合に贈られるものです。

シェフラーのハイブリッドモジュールは、デザインとパッケージングを最適化し、エンジンとトランスミッションの間にモーターとクラッチを配置しています。また、そのコンパクトな設計により、さまざまな車両プラットフォームに使用することができます。

シェフラーAGのオートモーティブ・テクノロジーズ部門のCEOであるマティアス・ジンクは、「オートモーティブ・ニュース PACE アワードで2つの賞を受賞したことを非常に嬉しく思います。今回の受賞は、シェフラーの技術革新への取り組みと顧客との効果的な協力関係を改めて証明するものです」と述べています。また、「次世代技術を開発したP2ハイブリッドモジュールチームに心からの祝福を贈りたいと思います。同時に、今回の受賞により、シェフラーがお客様のテクノロジーパートナーとして選ばれていることを改めて確認することができました。」とも述べています。

シェフラーのE-モビリティ・ソリューション

E-モビリティは、シェフラーにとって重要な技術であると同時に、継続的な成長領域として考えています。2018年に設立された同社のE-モビリティ部門は、電動化への技術開発を積極的に推進し、乗用車と商用車の両セグメントで、あらゆるレベルの電動化製品を受注しています。2021年上半期においては21億ユーロのビジネスを受注し、通期目標をすでに達成しました。2022年以降は、毎年20～30億ユーロの受注を見込んでいます。 シェフラーAGのE-モビリティ部門の社長であるヨッヘン・シュレーダー博士は、「システムへの知見、優れた品質、電気駆動システムのすべてのコンポーネントに関するシェフラーの高水準の製造および技術的専門知識は、最先端の技術と費用対効果の高い製品を生み出すための重要な鍵となります」と述べています。また、「EモーターからハイブリッドやEアクスル・アプリケーション用の3-in-1システムまで、シェフラーはシステム、サブシステム、単一コンポーネントにかかわらず、完全な製品ポートフォリオをお客様に提供することができます。」とも述べています。フォードのP2ハイブリッドモジュールのように、シェフラーは多くの技術的知見や経験値によりお客様へ新たな価値を提供していくことができると考えます。 第27回PACE賞は、オートモーティブ・ニュース社とAPMA(Automotive Parts Manufacturers' Association)によって授与されました。この賞は、自動車やトラックの生産に直接貢献している製品、プロセス、材料、サービスを提供しているサプライヤーを対象としています。オートモーティブ・ニュース社のPACE賞は、革新性を示す業界のベンチマークとして世界中で受け入れられています。

シェフラーは、独立した審査委員会による広範な審査を経て、この賞を受賞しました。審査は、包括的な書面による申請書とバーチャルな現場視察に基づいて行われました。今回の受賞は、シェフラーにとって過去5年間で3回目のPACE賞受賞となり、そのうち2回はE-モビリティ・ソリューションに対するものでした。

オートモーティブ・ニュース PACE Awardの詳細については、以下のリンクをご覧ください。

www.autonews.com/pace.