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シェフラーの同軸組合せのトランスミッションは、Audi e-tronの後軸を駆動します。その特長は、スパーギヤディファレンシャルを組み合わせた高集積化段付き遊星ギヤセットです。これにより、車両のスペースの有効活用を実現します。

シェフラーの同軸組合せのトランスミッションは、Audi e-tronの後軸を駆動します。その特長は、スパーギヤディファレンシャルを組み合わせた高集積化段付き遊星ギヤセットです。これにより、車両のスペースの有効活用を実現します。

 
平行軸組合せの電気式トランスミッションは、SUVの前軸の加速に使われます。そのトランスミッションには、超高荷重に対応したパーキングロックが組み込まれています。.

平行軸組合せの電気式トランスミッションは、SUVの前軸の加速に使われます。そのトランスミッションには、超高荷重に対応したパーキングロックが組み込まれています。

 
シェフラー 電動モビリティビジネス部門 責任者 シュレーダー博士

シェフラー 電動モビリティビジネス部門 責任者 シュレーダー博士

ハンブルク・ハールブルク工科大学で電気工学を学んだ後、制御工学の分野で博士号を取得。BMWで15年以上に及ぶ素晴らしいキャリアを築く中で、システム設計、電動ドライブの先進開発、および車両エネルギー管理といった分野でさまざまな経験を経て、2016年末にヴァレオ・シーメンス・eオートモーティブ社の開発責任者に就任。その後、2018年4月にCTOとしてシェフラーグループに加わりました。

 
連絡先

広報部

岩瀬 富美子

シェフラージャパン株式会社

Schaeffler R&D Center Bldg.

Yokohama Business Park

134 Godo-cho, Hodogaya-ku,

Yokohama 240-0005, JAPAN

Tel.  +81  45 287-9840
Fax  +81  45 287-9012

pr-japan@schaeffler.com

2018-11-26 | Yokohama

デュアルドライブで心地よさと運転の楽しさを実現


  • シェフラー、Audi e-tronの電気駆動用トランスミッションの量産を開始
  • ビュールおよびヘルツォーゲンアウラッハで開発・生産
  • わずか150mmの軸方向スペース、16kgの重量で、400Nmの入力トルクを実現
  • モジュラーシステムで幅広い用途に適応

Audi e-tronの電気駆動用トランスミッションの量産を開始することは、シェフラーの電動モビリティビジネス部門にとって重要な節目となります。この製品はヘルツォーゲンアウラッハおよびビュールで開発、生産され、最大限の運転の楽しさと心地よさ、最適なノイズ特性を兼ね備えています。電気駆動用トランスミッションは、平行軸と同軸の2つのバージョンで提供され、スペースを小さく抑え、高い入力トルクを実現します。新しいAudi e-tronにはこの両方のバージョンが取り付けられており、同軸バージョンは心地よい後輪駆動を実現し、平行軸バージョンを前輪軸に取り付けることで全輪駆動が可能になります。システム全体の中核となるのは、シェフラーが開発した高集積スパーギヤディファレンシャル付き遊星ギヤセットです。

平行軸と同軸の2つのバージョンで完璧な駆動を実現

電気自動車は広まってきているものの、幅広く受け入れられるためには、内燃機関に匹敵するレベルの走りの心地よさと楽しさを提供することが必須条件になります。例えば、駆動システムは、都市環境での心地よい走行を実現するだけでなく、スポーツ走行モードでの高い加速性能への切り替えにも対応することが求められています。そのため、トランスミッションには従来のパワートレインからハイブリッド車、さらには電気自動車への移行に伴い自動車メーカーとサプライヤーの両方に高いレベルの革新性が求められます。アウディe-tronは1軸だけではなく前後輪2軸で車両を電気駆動できます。シェフラーの技術者はこの新しいe-tronのために最適な解決策を見出しました。前軸の駆動システムは平行軸の電動アクスル、後軸には同軸の電動アクスルが搭載されています。これら2つを組み合わせた全輪駆動システムは圧倒的な走行性能と機敏なハンドルを実現します。

中核となる遊星ギヤセット

音響特性の最適化に加え、同軸ドライブアーキテクチャのスペースには限りがあるため、開発者には特に高い要件が課せられました。この問題の解決策が、シェフラーが革新的なスパーギヤディファレンシャルを組み合わせて開発した、高集積化段付き遊星ギヤセットです。Audi e-tronに搭載されたこのトランスミッションは、150mmの軸方向スペース、わずか16kgの重量で、400Nmの入力トルクが可能です。また、遊星ギヤの設計コンセプトは、前軸の平行軸ドライブにも適用され、これにより、開発時間と費用が削減されただけでなく、製品の品質も最適化されました。同軸バージョンと同様、このコンセプトも400Nmの入力トルクを実現し、オプションのパーキングロックとの組み合わせが可能です。Audi e-tronが通常走行のときは、後軸からの駆動になります。急加速のため、より多くのパワーが必要な場合は、前軸の平行軸駆動システムが選択されます。

シェフラー 電動モビリティビジネス部門の責任者、ヨッヘン・シュレーダー博士は「チーム全員が、アウディと一緒に開発したこの革新的な製品を誇りに思っています。アウディ向けのトランスミッションは、8月から大量生産されており、将来的には、年間最大25万台を生産する見込みです。弊社のトランスミッションは、製品のモジュール性により、他の用途にも適応可能です」と述べています。シェフラーのモジュラーシステムは、新しい電動モビリティ戦略により、電気自動車でも、内燃機関をベースにしたハイブリッド車でも、すべての要件に対応します。

今年初めからは、アジア市場向けに2速トランスミッションが生産されています。現在、生産はドイツ国内で行われていますが、今年末には、お客様の身近な存在になるというコンセプトを実現するため、生産ラインをアジアに移転します。トランスミッションの成功はこれにとどまりません。2019年第2四半期には、ドイツの有名自動車メーカー向けのトランスミッションの生産が開始され、ヘルツォーゲンアウラッハの工場で、年間最大40,000台のトランスミッションユニットが生産されます。

*本リリースは、2018年11月13日にドイツ・ビュールで発表されたプレスリリースの抄訳です。

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