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2018-08-21 | Yokohama

シェフラーの業績は順調


  • 上半期の売上は、恒常通貨ベースで5.8%の増加
  • 年度半ばの特別項目前の支払金利前税引前利益(EBIT)マージンは11.1%で、前年同期比で横ばい(前年同期:11.1%)
  • オートモーティブOEM部門では発注が大幅増、出荷受注比率は1.8倍(前年同期:1.1倍)
  • オートモーティブアフターマーケット部門とインダストリアル部門の好調な業績が売上と利益を牽引
  • M&A活動前のフリーキャッシュフローはマイナス7,400万ユーロで、前年同期より若干改善
  • シェフラーグループと2つのオートモーティブ部門の年間見通しが確認され、インダストリアル部門の売上見込みを上方修正

自動車産業および産業機械の世界的サプライヤーであるシェフラーは8月7日、2018年度上半期の中間報告を発表しました。シェフラーグループの上半期の売上は約72億ユーロ(前年同期:約70億ユーロ)でした。恒常通貨ベース(為替変動の影響を除いた値)での売上は上半期で5.8%上昇し、第2四半期だけを見ると7.9%の増加を示しました。今期も3つの部門と4つの地域すべてがグループ全体の恒常通貨ベースでの売上増に貢献し、中国地域は恒常通貨ベースの成長率が18.7%と過去最高の伸びを記録しました。シェフラーグループは上半期に7億7,300万ユーロの支払金利前税引前利益(EBIT)を生み出しました。第2四半期のEBITは、2018年5月7日に発表した内部サプライヤー「ベアリング&コンポーネンツ・テクノロジー(BCT)」の統合のための構造改革費用関連の2,200万ユーロの特別項目に影響されました。この結果、特別項目前のEBITは7億9,500万ユーロ(前年同期:7億8,000万ユーロ)となりました。これは、特別項目前のEBITマージンが11.1%であることをあらわします(前年同期:11.1%)。

シェフラーAGのクラウス・ローゼンフェルドCEOは、上半期の業績について次のようにコメントしています。「困難な環境が続く中で、当社は2018年度の目標達成へ向けて順調に進んでいます。利益を主に牽引しているのはオートモーティブアフターマーケット部門とインダストリアル部門の堅調な業績です。加えて、上半期の動向は、自動車産業と産業機械のサプライヤーとしての当社が戦略的に正しい位置取りをしていることを示しています」

オートモーティブOEMの売上が増加 ― 受注が大きな伸び

オートモーティブOEM部門は上半期に約46億ユーロの売上を達成しました。恒常通貨ベースでは前年同期比4.8%の売上増であり、伸び率は同じ期間の乗用車と小型商用車の生産量の平均増加率と比べて3.1ポイント高くなっています。上半期の受注の絶対量は83億ユーロに増加しました(前年同期:47億ユーロ)。年間の売上に対する受注の割合を示す出荷受注比率は、上半期には1.8倍に上昇しました(前年同期:1.1倍)。この売上増にはオートモーティブOEM部門の4つの事業部すべてが貢献し、なかでも電動モビリティ事業部は、2018年上半期に恒常通貨ベースの売上で最も高い成長率(7.7%)を記録しました。オートモーティブOEM部門の地域別では、恒常通貨ベースの売上の増加率が特に高かったのは中国地域の13.4%で、次いでアジア太平洋地域の4.0%、北米・南米の3.7%、ヨーロッパの2.4%の順でした。オートモーティブOEM部門が上半期に生み出した特別項目前のEBITは4億2,400万ユーロ(前年同期:4億8,300万ユーロ)であり、同じ時期の特別項目前のEBITマージンは9.2%と、前年同期のマージン(10.7%)より小さくなっています。この減少の主な原因は、増産コスト、中国でのプロジェクトの遅延、原料価格の上昇、ワンタイムアイテムです。ワンタイムアイテムは、量の多さや効率向上によるコスト相殺が小さいという性質があります。下半期へ向けた受注量が好調であることに基づけば、2018年度通年では、この部門は恒常通貨ベースで6~7%の売上増、特別項目前のEBITマージンは9.5~10.5%になると期待しています。

オートモーティブアフターマーケットは成長軌道に復帰 ― 第2四半期の売上は12.3%の力強い増加

第1四半期に一時的に落ち込んだオートモーティブアフターマーケット部門の売上は、第2四半期には恒常通貨ベースで12.3%という大幅増になり、上半期全体では9億2,500万ユーロになりました(前年同期:9億2,800万ユーロ)。上半期で、恒常通貨ベースでの売上は3.6%増加したことになります。この部門でも、中国地域(39.8%)とアジア太平洋地域(15.9%)が最も大きな恒常通貨ベースでの成長を示し、それにヨーロッパ(5.4%)が続きました。北米・南米地域では、前年同期間の純正補修用品(OES)顧客からの追加注文が1回きりのものであったため、今期は調整後ベースで売上が減少しました(マイナス8.9%)。部門全体の成長を主に牽引したのは、オープンマーケットである独立系アフターマーケット(IAM)の需要でした。オートモーティブアフターマーケット部門の上半期の特別項目前のEBITは1億7,600万ユーロ(前年同期:1億6,100万ユーロ)で、これには第2四半期にワンタイムアイテムが好調だったことも影響しています。このEBITに基づきますと、特別項目前のEBITマージンは19%になりました(前年同期:17.3%)。グループではオートモーティブアフターマーケット部門が恒常通貨ベースで3~4%の成長を確保し、2018年通年での特別項目前のEBITマージンは16.5~17.5%になると期待しています。

インダストリアル事業は2桁の成長率を記録 ― 通年での売上見込みを上方修正

インダストリアル部門は、2018年上半期に売上が増加し約17億ユーロとなりました(前年同期:約16億ユーロ)。恒常通貨ベースでの売上の伸びは10%にのぼり、その主な牽引役はインダストリアル・ディストリビューションでした。特に鉄道、原料、オフロード、パワートランスミッションの各セクタークラスターが、売上増に大きく貢献しました。過去最大の増加率を達成したのは中国地域(36.7%)で、次いで北米・南米(6.9%)、アジア太平洋(6.7%)、ヨーロッパ(5.9%)でした。インダストリアル部門の上半期の特別項目前のEBITは1億9,500万ユーロ(前年同期:1億3,600万ユーロ)で、特別項目前のEBITマージンは11.6%でした(前年同期:8.6%)。マージンの増加は、規模の経済と価格設定が好影響を及ぼしたことと、”CORE”プログラムの結果として生じた効率向上とコスト削減によるものです。現時点での評価に基づき、シェフラーグループは、2018年度通年でのインダストリアル部門の恒常通貨ベースの売上増の見込みを、従来の3~4%から6~7%へと上方修正します。特別項目前のEBITマージンの目標値(9~10%)には、変更はありません。

フリーキャッシュフローは若干の改善 ― シェフラーグループの見通しが確認される

株主に帰属する純利益は、2018年上半期には前年同期間と比べてわずかに増加し、5億900万ユーロになりました(前年同期:4億8,500万ユーロ)。無議決権普通株1株当たりの利益は0.77ユーロでした(前年同期:0.73ユーロ)。M&A活動に伴うキャッシュ流出入前のフリーキャッシュフローは、上半期についてはマイナス7,400万ユーロで、前年同期(マイナス8,600万ユーロ)と比べて若干改善しました。資産、工場・設備および無形資産に対する2018年度上半期の資本支出は5億9,500万ユーロで、前年同期とほぼ同じでした(前年同期:5億9,400万ユーロ)。売上に対する資本支出の比率は8.3%です(前年同期:8.4%)。

「前年度がそうであったように、シェフラーグループのフリーキャッシュフローは主に下半期に生み出されます。現在の概算評価に基づくと、当社は『M&A活動に伴うキャッシュ流出入前のフリーキャッシュフローをおよそ4億5,000万ユーロに』という通年の目標を達成できるであろうと楽観視しています」と、シェフラーAGのディートマー・ハインリッヒCFOは述べています。

2018年6月30日時点での純負債は4億6,300万ユーロ増加し、ギアリングレシオ(株主資本に対する純負債の比率)は約107%になりました(2017年12月31日時点:93%)。2018年6月30日の時点でシェフラーグループは約120億ユーロの総資産を保有し(前年同時期:約111億ユーロ)、9万2,198名を雇用しています(前年同時期:8万7,937名)。従業員数は約4.8%増えています。

2018年通年では、グループ全体の恒常通貨ベースでの売上は5~6%の増加、特別項目前のEBITマージンは10.5~11.5%、M&A活動に伴うキャッシュ流出入前のフリーキャッシュフローは約4億5,000万ユーロの見通しです。「自社を取り巻く事業環境が依然として困難であり、今後6ヵ月間も不透明な部分を伴うことは自覚しています。それでも私たちは、2018年のシェフラーグループの業績見通しを、インダストリアル部門の売上見込みに若干の上方修正を加えたうえで確認します」とクラウス・ローゼンフェルドは述べました。

将来の見込みに関する記述と予測

このプレスリリースの内容には、将来の見込みに関する記述が含まれています。本来的に、将来の見込みに関する記述は多くのリスク、不確実性、仮定を内包しており、実際の結果や出来事は、将来の見込みに関する記述に述べられ、あるいは含意された内容と著しく異なることがありえます。これらのリスク、不確実性、仮定はここで述べられた計画や出来事の帰結や財務面の結果に悪い形で影響を及ぼすことがありえます。なんぴとも、将来の見込みに関するいかなる声明についても、新情報やその後の出来事その他の有無にかかわらず、記述の更新あるいは修正の義務を負いません。ここに記された将来の見込みに関する記述は、あくまで本プレスリリース発表時点での発言でしかなく、これに過度の信頼を置いてはなりません。本プレスリリースに含まれる過去の動向や出来事に関する記述を、そのような動向や出来事が将来も継続することをあらわすと見なしてはなりません。ここまで述べてきた注意書きは、シェフラーあるいは同社の代理人が文書ないし口頭で発表するすべての「将来の見込みに関する記述」にあてはまるものとします。

*本リリースは、2018年8月7日にドイツ・ヘルツォーゲンアウラッハで発表されたプレスリリースの抄訳です。

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