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円筒ころ軸受
円筒ころ軸受は、ほとんどのタイプの電動機において深みぞ玉軸受では、ラジアル荷重容量が不足する場合にしようされます。例として大型電動機によく使用されます。
しかし円筒ころ軸受では、アキシャル荷重を負荷する場合には、形状を選択する必要があります。
下記のような円筒ころ軸受があります。
NUタイプ | 内輪はつばなしタイプで、主にラジアル荷重が負荷される自由側にしようされます。 | |
Nタイプ | 外輪はつばがないタイプで、主にラジアル荷重が負荷される自由側にしようされます。 | |
NJタイプ | 外輪と内輪の片側にもつばがあり、半固定側軸受として使用されます。片方向のアキシャル荷重を負荷することができます。 | |
NUPタイプ | 固定側軸受として両方向からのアキシャル荷重を負荷できます。 | |
NJ + HJタイプ | NJタイプにL型のリングを追加して使用します。両方向からのアキシャル荷重を負荷できます。 | |
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シェフラーグループにおける円筒ころ軸受のサイズレンジは内径で15ミリ(N202)から700ミリ(NU19/710)以上のものまで製作しております。
円筒ころ軸受は開放型のみで、両サイドから潤滑材を給脂します。円筒ころ軸受は設計上、深みぞ玉軸受より走行音が大きくなります。この軸受は使用上、スリップによる騒音や損傷を防ぐために最小ラジアル荷重(動定格荷重の2%以上)を負荷する必要があります。