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シェフラーのすべり軸受:試行錯誤と信頼の75年の歴史

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シェフラーのすべり軸受は、2020年8月に75周年を迎えます(左から順に、ELGOTEXすべりブッシュ、金属/ポリマー複合材すべりブッシュ、ELGOGLIDE使用球面すべり軸受、メンテナンスフリーのロッドエンド、メンテナンスが必要なロッドエンド)。

2020年09月08日 | Yokohama

  • すべり軸受の分野の技術リーダーであるシェフラーが振り返る数十年に及ぶ開発とコンサルテーションの経験
  • 幅広い用途に対応した標準および特殊仕様の定評あるポートフォリオ
  • ELGOGLIDE素材を使用したすべり軸受はメンテナンスフリーでコスト削減と環境に優しい設計が可能に

今年は、シェフラーのすべり軸受の75周年記念です。ヘルムート・エルゲスは、1945年8月1日、ビーレフェルトに「Mechanische Werkstätten Helmut Elges GmbH」を設立しました。会社は早くから球面すべり軸受とすべりブッシュに注力し始め、製品を開発してきました。これらの多くは、現在では標準仕様として市販されており、今日のすべり軸受の標準になっているものもあります。1984年以降、INAとFAG(当時は別会社として事業を運営)がHelmut Elges GmbHに均等に出資し、その後、2002年にシェフラーグループに完全統合されました。ELGES製品ブランドは2017年に終了しましたが、INAブランドとして現在も市販されています。

「すべり軸受は、シェフラーの広範なポートフォリオに不可欠な製品であり、すべり軸受なしでは安定性と信頼性を実現できない用途は数多くあります。また、私たちは、すべての軸受のポジションに付加価値を生み出すため、設計プロセスの早い段階からお客様と緊密に連携しています」と、シェフラーのヨーロッパインダストリアル部門CEO、マルクス・アイゼンフートは説明しています。

広範な定評あるポートフォリオ – すべてを一箇所で入手可能

高度な製品を幅広く所有するシェフラーは、長年にわたるすべり軸受の分野の技術リーダーです。製品ラインアップには、穴径最大1,500mmの球面すべり軸受、穴径最大200mmのすべりブッシュとロッドエンド、お客様独自のソリューションが含まれます。

1960年代、シェフラーは2つの重要な開発に成功しました。最初の重要な開発は密閉された球面すべり軸受設計で、シェフラーは建設機械産業および商用車産業で大躍進を遂げました。2番目はELGOGLIDE PTFE素材の開発で、メンテナンスフリーの球面すべり軸受の製造が可能になりました。同時に、ELGOGLIDEの独自の制動性により、高い静的衝撃荷重と両振り荷重の両方に対する耐久性を実現しています。

その後もすべり軸受の開発を継続的に行い、新しい用途を次々に生み出しました。メンテナンスフリーを選択することで、環境に優しい設計を生み出し、サイズの最小化とメンテナンス費用の削減により、建設や運転にかかるコストを低減できます。

建設産業に限定されない安全性と安定性

移動式建設機械用油圧シリンダー、セメントミルの研削ロール、製鋼工場の連続鋳造設備、風力タービンのローターブレード調整駆動装置、ロードローラー、列車のドアとボギー、エスカレーター、そして空港の手荷物回収ベルトのかじ取り性能を最適化するピボットジョイントには、すべり軸受が不可欠です。

建設プロジェクトでは、ベルリン中央駅のガラスの屋根など、特に繊細な接合面にすべり軸受が使用されています。約300mの駅のプラットホームを覆うこの屋根構造は、シェフラーの無数の球面すべり軸受とボルトシステムが組み込まれたトラス補強フレームで構成されています。これらは、外部の影響(特に風)が作用したときの鉄鋼構造の必要な長さの補償を実現します。

一方、ウェンブリー・スタジアムでは、屋根構造の重量をたった2つの軸受で支えています。それぞれが7,500トンを支え、100年の動作寿命を想定して設計されています。

トルコのオスマン・ガーズィー橋は2016年に開通しました。シェフラーは109個の球面すべり軸受と72個のブッシュを供給しました。これらは、個々の橋梁セグメントと橋梁用ケーブルと土台との連結部に使用されています。イスタンブール南部の地域は特に地震の影響を受けやすいことで知られています。そのため、橋は発生する可能性のある振動、運動、荷重を絶えず補償するように設計されました。

ロンドン・アイの大観覧車は、テムズ川に沿って、水平方向の組み立て位置から垂直方向の運転位置まで持ち上げられました。接触圧が最大450N/m2に達したこの工事では、シェフラーの2つの大型球面すべり軸受が使用されました。以来、これらの軸受は、20年以上にわたって、風による微小運動を補償しています。

シェフラーが2019年に製造した球面すべり軸受は、外径1,900mm、重量4.7トンで、同社の歴史上最大の球面すべり軸受でした。この軸受は、海底地盤の土砂を陸上に排送するカッター浚渫船に取り付けられました。この用途の要件は非常に特殊であったため、カスタマイズした軸受が設計されました。

*本リリースは、2020年9月1日にドイツ・シュヴァインフルトで発表されたプレスリリースの抄訳です。

発行者: Schaeffler Japan Co., Ltd.
国: 日本

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