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シェフラー、2020年第1四半期も堅調な利益と力強いフリーキャッシュフローを報告

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2020年05月13日 | Yokohama

  • コロナウイルス危機により、為替変動の影響を除いた売上は9.2%減 – 特別会計項目を除くEBITマージンは6.5%(前年7.5%)
  • オートモーティブアフターマーケットおよび産業機械部門のEBITマージンは改善、オートモーティブOEM部門は大幅な減少
  • M&A活動によるキャッシュ流出入前のフリーキャッシュフローは堅調
  • 高い流動性水準、対策、優れたバランスシートにより危機管理を強化
  • 具体的な2020年指針は現時点では不可能に

自動車および産業機械の分野におけるグローバルサプライヤーであるシェフラーは、2020年第1四半期の中間報告書を発表しました。報告期間中におけるシェフラーグループの売上は32億8,200万ユーロ(前年:36億2,200万ユーロ)でした。為替変動の影響を除いた同期間中の売上は9.2%減でした。これは主に、受注によるもので、第1四半期中の売上は4つの地域すべてで減少しました。為替変動の影響を除いた売上は、中国地域では11.2%、ヨーロッパでは10.4%、アジア太平洋地域では9.3%、アメリカ地域では6%減少しました。

シェフラーグループの第1四半期の特別会計項目を除くEBITは2億1,500万ユーロ(前年:2億7,200万ユーロ)で、特別会計項目を除くEBITマージンは6.5%(前年:7.5%)でした。前年からのこの減少は、粗利益の減少が主な原因で、マージンの減少は主に、固定費に対する受注量の悪影響によるものです。

第1四半期のEBITに悪影響を及ぼしたのは、3億200万ユーロの特別会計項目(前年:4,200万ユーロ)です。これには、コロナウイルスの世界的流行により、シェフラーグループの今後の事業展開に関する不確実性が高まったことによる、オートモーティブOEM部門に配分された2億4,900万ユーロののれん代の減損が含まれています。また、特別会計項目には、特に人員削減に関連したRACEおよびFITプログラムの拡大で発生した5,300万ユーロも含まれます。これにより、EBITは 8,800万ユーロ(前年:+2億3,000万ユーロ)となりました。

オートモーティブOEM部門の売上は12%減、第1四半期のパフォーマンスは11%上回る

オートモーティブOEM部門の第1四半期の売上は20億800万ユーロ(前年:22億8,500万ユーロ)でした。為替変動の影響を除いた売上は前年比12%減でした。これは主に受注によるもので、コロナウイルスの世界的流行の結果、自動車産業の需要が大幅に悪化し、オートモーティブOEM部門の需要も低下したことから、売上が減少しました。2020年第1四半期の世界の自動車生産量は、一時的な生産停止の影響を大きく受け、23%減少しました。その基準に対し、オートモーティブOEM部門のパフォーマンスは11%上回りました。

コロナウイルス危機を受けて、売上は4つの地域すべてで減少しました。為替変動の影響を除いた売上は、ヨーロッパ地域では13.5%減、アメリカ地域では5.2%減、中国地域では22.8%減、アジア太平洋地域では7.3%減でした。

シェフラーグループの第1四半期の特別会計項目を除くEBITは5,000万ユーロ(前年:1億1,300万ユーロ)でした。これにより同期間中の特別会計項目を除くEBITマージンは2.5%となり、前年に記録した4.9%のEBITマージンを大幅に下回りました。この減少は、固定費に対する受注量の悪影響による粗利益の減少が主な原因です。

オートモーティブアフターマーケット部門の売上は1.5%増、EBITマージン(修正後)は17.1%

オートモーティブアフターマーケット部門の報告期間中の売上は、為替変動の影響を除いて1.5%増加し、4億4,600万ユーロ(前年:4億4,300万ユーロ)でした。これは、今まで最高の売上を達成してきたヨーロッパ地域の大幅な売上の伸びによるものです。他の3つの地域では売上が減少したものの、ヨーロッパではこれを上回る売上を達成しました。ヨーロッパでの為替変動の影響を除く売上の5.6%の増加は、主に中央および東ヨーロッパ地域での一般修理工場向け(IAM)事業の業績の好調によるものです。西ヨーロッパ地域では、コロナウイルス対策により、IAM事業が大幅に悪化しました。ヨーロッパでは売上増を記録した一方、アメリカ地域では、主に南アメリカ地域でのIAM事業の売上の減少により、4.7%の売上減となりました。一方、米国ではメーカー向け(OES)事業が堅調で、需要の増加を受けて売上が大幅に増加しました。中国地域の売上は為替変動の影響を除いて24.9%減と急減しましたが、アジア太平洋地域の売上は9.9%減にとどまりました。

これにより、特別会計項目を除くEBITは7,600万ユーロ(前年:6,900万ユーロ)となり、特別会計項目を除くEBITマージンは17.1%(前年:15.5%)となりました。この前年比増は、粗利益の増加と機能別コスト構造の改善が主な原因です。同部門の粗利益は、売上高の増加と製品構成の変更により、増加しました。

産業機械部門の売上は7.5%減、EBITマージン(修正後)は10.7%

産業機械部門の第1四半期の売上は、厳しい市場環境にありながらも、8億2,800万ユーロ(前年:8億9,300万ユーロ)を記録しました。為替変動の影響を除いた売上は7.5%減少しました。特にヨーロッパ、アメリカ、アジア太平洋地域では、危機に伴い、2020年第1四半期の売上が大幅に減少しました。一方、中国地域では、特に風力セクターが大幅に拡大したことから、2桁の成長率を達成しました。また、パワートランスミッションおよび原材料のセクターも売上の増加に貢献しました。同地域の為替変動の影響を除いた成長率が21.4%を記録した一方で、ヨーロッパ地域では15%減、アジア太平洋地域では14.1%減、アメリカ地域では9.5%減となりました。

産業機械部門の第1四半期の特別会計項目を除くEBITは8,800万ユーロ(前年:9,000万ユーロ)で、特別会計項目を除くEBITマージンは10.7%(前年:10.1%)でした。このマージンの伸びは主に、安定した粗利益によるものです。価格の影響も、固定費に対する受注量の悪影響を相殺するに十分でした。

M&A活動によるキャッシュ流出入前のフリーキャッシュフローは堅調

2020年第1四半期の特別会計項目を除いた株主に帰属可能な純利益は1億300万ユーロ(前年:1億6,900万ユーロ)で、前年同期比で大幅に減少しました。純利益(損失)は–1億8,400万ユーロ(前年:+1億3,700万ユーロ)で、無議決権普通株1株当たりの利益は-0.27ユーロ(前年:+0.21ユーロ)でした。

第1四半期のM&A活動によるキャッシュ流出入前のフリーキャッシュフローは1億3,700万ユーロで、前年同期( 2億3,500万ユーロ)を大幅に上回りました。第1四半期の不動産、工場設備および無形資産に対する資本支出(CAPEX)は1億6,400万ユーロで、前年水準(3億7,300万ユーロ)を大きく下回り、資本支出率は売上の5.0%(前年:10.3%)となりました。

2020年3月31日時点のグループの純金融負債は24億1,400万ユーロに減少しました。ギアリングレシオ(株主資本に対する純金融負債の比率)は93.8%(2019年12月31日:86.6%)に若干上昇しました。

報告日の従業員数は86,548人(2019年12月31日:87,748人)で、1.4%減少しました。

高い流動性水準、対策、優れたバランスシートにより危機管理を強化

オートモーティブOEM部門の営業権の減損により、バランスシートのさらなる悪化の懸念は軽減されました。シェフラーグループは、控えめな評価を行うことで、コロナウイルスの世界的流行による同部門の今後の事業展開に関する不確実性の増大に対応し、バランスシートの質を向上しました。

さらに、シェフラーグループは、コロナウイルス危機などに対応して、時短勤務の導入、日単位および時間単位での有給休暇の消化、雇用凍結、展示会への参加の縮小、マーケティング予算の削減、工場の一時閉鎖など、報告期間中のグループのコストをさらに低減する措置を継続または開始しました。また、取締役会は、ヨーロッパの任意退職制度に含める雇用人数を1,300人から1,900人に増やすことを決定しました。

加えて、2020年4月9日に発表した通り、総額3億5,000万ユーロ相当のGreen Schuldscheinを発行して、流動性ポジションを強化しました。シェフラーAGのCFOであるディートマー・ハインリッヒは、次のように述べています。「シェフラーグループの流動性は非常に良好です。昨年末にはすでに、回転信用枠を15億ユーロから現在の18億ユーロに拡大しており、さらに2019年12月半ばには総額2億ユーロの信用の相殺取引を新規で獲得しました。次の大きな満期は2022年以降です」

具体的な2020年指針は現時点では不可能に

2020年3月24日、シェフラーAGの取締役会は、コロナウイルスの世界的流行とそれによる同社の業績への影響を受けて、2020年3月10日に発表したシェフラーグループと部門の2020年指針を凍結しました。現時点では、パンデミックの今後の展開およびその経済的な影響を確実に予測できません。シェフラーグループは現在、2020年の為替変動の影響を除いた売上成長率、特別会計項目を除くEBITマージン、M&A活動によるキャッシュ流出入前のフリーキャッシュフローは前年水準を下回ると予想しています。

「コロナウイルスの世界的流行により、私たちはかつてない困難に直面しています。弊社の2020年第1四半期の業績は堅調でした。フリーキャッシュフローの順調な伸びは特に心強いことです。昨年開始した資本支出および運転資本の将来を見越した管理の恩恵を受けているところです。高い流動性水準と優れたバランスシートにより、弊社は現在の危機を乗り切ることができると確信しています。第2四半期は厳しいものになりますが、すでに講じた対策をこれからも一貫して実施していきます」と、シェフラーAG CEO、クラウス・ローゼンフェルドは述べています。

将来の見込みに関する声明と計画

このプレスリリース中の一部の記述は、将来の見込みに関する声明です。本来的に、将来の見込みに関する声明には多くのリスク、不確実性、仮定が含まれており、実際の結果や事象と、将来の見込みに関する声明に述べられあるいは含意された内容とが著しく異なることがあります。これらのリスク、不確実性、仮定は、ここで述べられた計画や事象の結果や財務面の結果に悪い形で影響を及ぼすことがあります。なんぴとも、将来の見込みに関するいかなる声明について、新情報やその後の事象の結果のいかんにかかわらず、記述の公的な更新あるいは修正の義務を負いません。本プレスリリース発表時点での発言でしかない将来の見込みに関する声明に、過度の信頼を置いてはなりません。本プレスリリースに含まれる過去の動向や事象に関する記述を、そのような動向や事象が将来も継続することを表明すると見なしてはなりません。上記の注意書きは、シェフラーあるいは同社の代理人が文書ないし口頭で述べるあらゆる将来の見込みに関する声明にあてはまるものとして考慮されなければなりません。

*本リリースは、2020年5月6日にドイツ・ヘルツォーゲンアウラッハで発表されたプレスリリースの抄訳です。

発行者: Schaeffler Japan Co., Ltd.
国: 日本

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