
オルタネータのプーリをオーバーランさせる機能は、内燃エンジンのクランクシャフトで回転変動が起こった場合にオルタネータからプーリを分離することが目的です。なぜなら、オルタネータは補機ベルトドライブで最も慣性モーメントが大きいからです。この方法で、オルタネータは、クランクシャフトの回転方向の加速成分のみを使って駆動されます。
利点:
補機ベルトドライブにとって、以下の利点があります:
分離機能
オーバーランニングオルタネータプーリは、エンジン速度がおよそ2,000min-1まで、クランクシャフトの回転変動によりオルタネータから分離されます。オーバーランニングオルタネータプーリの機能はエンジンの負荷条件、慣性及びオルタネータの負荷条件に因ります。さらに、オーバーランしたプーリは、エンジン速度が急減速する際(ギヤ変更)にも、オルタネータから分離されます。
設計
オーバーランニングオルタネータプーリは、マルチリブベルト用のプーリ外径が適切なマルチリブ特性を伴うプーリ、ダブルベアリングサポートによるオーバーランクラッチユニット、深絞りした内輪と外輪、2つのシールリングから構成されています。強い水の衝撃や粉塵の影響から保護するため、前面にカバーが取り付けてられています。
部品は標準化してあるため、費用対効果が高く、またお客様の問い合わせに素早く対応できます。オーバーランニング機能ユニットとシール部品は、すべてのアプリケーションに標準品として使用されます。